この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨の日は、君と。
第2章 予期せぬ再会
 

「子供じゃないんだから、分かるでしょう? ここは学校で、君は生徒で――」

「だから何だって言うんだ。生徒だから? だからおねーさんは、俺から目を逸らすことで拒絶するわけ?」

「それ、は」


矢継ぎ早に問われる質問に口をつぐむ。

何よりも公園で話していた時の無邪気な彼とは違い、まるで別人のようなその表情に驚く。

そう……それは少年ではない。

正真正銘“男”の顔だった。


「……そんなもん。俺に言わせれば、クソ食らえだ」

「あっ……!」


背中に回っていた手が肩を掴み、ベッドへ押し倒す。

反射的に振り上げた腕。

しかしそれさえも彼の手でシーツに縫い付けられて、意味を失う。


「……子供じゃないって言うならさ、俺のこと見てよ。男としてさ」

「……っ、や…!」


ゾクリ、と寒気にも似た感覚が背筋を走る。

耳の後ろから首筋、上顎から鎖骨と。

火傷しそうに熱を持った彼の唇が肌をなぞっていく。

 
/38ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ