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二人の密会
第10章 本能
「躰を求めたのは私もだよ。自己紹介として、貴方は話してくれて、私は言ってない。それは自分を守る為で、家庭があるからなのね」

「うん」

「私はね、もしばれたらって、会う度に思うのね。娘達も年頃になって私達の事を察知するかもって。だから傷口は浅く小さくしようとしてた。理性では分かってるの。でも躰が求めるの。会う前日から疼くようになって…。貴方気付いてた? 前日貴方とのメールの数が減ったでしょ。我慢出来なくなって寝れないの」

「そっか」

「オナニーしても虚しさが残るだけだからしないの。貴方は悪くないのよ。貴方を選んだのは私なんだから。自己紹介をすべきは先ず私からだよね。」

「それは追々でいい。まだ話してない事があるよな?」

「年齢でしょ? サバをよんで貴方に投稿したの、ごめんね、騙すつもりはなかったの…。それを隠す為に自分で我慢して押さえてた部分もあるのは自覚してた」

「俺は年上ならって思ってて、雌犬なら全然ストライクだったよ。最初に言ったはずだが」

「だって、サイトの年齢の記入の時にサバよんで書いたから、いつ打ち明けようかずっと機会を待ってた」

「雌犬は声を代えるだろ? 相手によって」

「あれは意識してだよ。元々声が低いから電話だと籠もって聞き取りにくいって言われてね」

「あの女、笑いのセンスがあった。もしかしたら、雌犬の隠してる部分じゃないのかって」

「お笑いは好きで笑うけど、ボケ溶かツッコミはしないね。貴方はしょっちゅうしてるよね。一人ツッコミってやつ。私はそれを聞いてて楽しいの。私から言えば絶対ツッコミ入れられるって分かってる。それが恥ずかしいのよ」

「そうだと予想はしてた。根底には全て恥ずかしいっていうのがキーワードにあると思う。雌犬は頭がよくて、プライドも高い。恥ずかしいって言う事に免疫がないだけなんだ。その免疫を付けるのは簡単だ。ただ雌犬に耐えられるかだ。プライドって時に邪魔をする。雌犬が塾の先生をするって聞いて、恥ずかしくないのかって。四つん這いになって犯されて、チンポを咥えた口で教えてる。どうなんだ?」

「塾って言っても、小学生だから。それが高校生になったら、変わるかもね」

「親には雌犬の事、知られてるのか?」

「話してあるよ。マンション近いし。知ってるでしょ!」


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