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冷たい月を抱く蝶
第3章 偽りの家族の肖像


「確かに世の中には、望まれて生まれてきた子供と、そうではない子供がいる。きみを捨てた両親が、どんなおもいできみを捨てたかは、誰にもわからない。きみが望まれて生まれてきた子供なのか、それとも、不幸な理由で生まれて来てしまった子供かも……」

「ッ……!」

「でもどんな理由であれ、きみはこの世に生を受けて生まれてきた。その奇跡を感謝しなくてはならない。それにきみが生まれて来なかったら、私はこうしてきみと出会うことも、触れ合うこともなかった。もしかしたらきみと私が出会うことは、運命だったかも知れないだろ――?」


彼の何気ないその話しに私は耳を傾けると、そこで立ち止まった。



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