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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
____名古屋市内は穏やかなのに人がうるさい。




渚は逗留中のホテルにてノートPCを叩きながら思った。



目はPC画面を凝視している。


(風間組……………羽乃…………)

メッセージが届いた。


ジュエリーショップのオーナーであるヤクザの男。

いわば彼が渚遥香の全てを握っている。


裏稼業を違法スレスレでやっていけるのは、
裏稼業自体が表に〔貢献〕しているからだ。


____それはさておき、
オーナーからメッセージを受け取ったわけじゃない。



個人的に風間組の羽乃を調べているとバレたら、
タダじゃ済まないはず。


口外しない・知ろうとしないことが渚遥香とオーナーの契約だ。



メッセージを開く。


〔遥香へ

羽乃の現在地、確定。

大丈夫か?脅す訳じゃないが、
拳銃を二丁所持しているぞ。

至近距離には近づかないように。風間組の幹部も羽乃を探している。撃ち合いになる可能性が高い。

湊区寒川町【みなとくさんがわまち】の〔あかれんが〕という素泊まり宿だ。


兄さんに告げ口はしないさ。
ただ、君は素人なんだ。 
くれぐれも気をつけてくれ。
僕にとっちゃ君は妹のような存在だ。
___なんて、今更言えた立場じゃないが………
危険なことは避けるように。
     
              柏崎夕より〕


かしわざき・ゆう。


オーナーの弟である。


彼はごくごく一般的なサラリーマンだ。




____他に情報提供を頼める人間がいなかった。


夕なら、きっと受けてくれるだろうと確信があった。
昨日のうちに連絡をし、
いきさつを説明した。


オーナーは52歳。

夕は40歳である。

詳しい事は知らないが、
母が違うらしい。


それが軋轢を生むことなく、
逆にオーナーと夕の関係を上手く保っているようだ。



渚は返信を作成する。


















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