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〇〇を教えて。。
第7章 なかなかウマくいかないみたい☆
〔柏崎夕さま

重要な情報提供をありがとうございます。

はい、ご忠告はもっともでして心得てます。

危険なことは致しません。

状況からして、
羽乃は長居はしないでしょうね。


妹と言って下さり嬉しい限りです。


____奥様とお子様はお変わりないですか?
どうかお元気にお過ごし下さい。


また、情報提供をお願いします。

               渚遥香〕





送信する。


渚は立ち上がり、
キャリーバッグからズッシリと重い塊を取り出した。




拳銃である。


風俗派遣員の男の子から貰ったものだ。

長くマンションのチェストに仕舞ったままだった。

まさか持つ日がくるとは…………



動きやすいジーンズ・カットソーにパーカー姿。
足元はスニーカーだ。



(話をしたいだけ。

私が知りたいのは、たった一つだけなのよ)




PCがまたメッセージを受信した。



___夕とは、
一時期体の関係があった………………

もうずっと昔のこと。


いきなり裏社会に飛び込んで、
右往左往していた時に受け止めてくれたのが柏崎夕。



過去を吹っ切るように、
渚はメッセージを開かずホテルを飛び出した。



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