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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
聞き覚えのあるシスターの声がした。

「あら?
リクくん?どう、しっかりお仕事してるの?」


『あのさ、
優月来てない?
江名優月。
――そう。2年前まで施設に居た……』


「居ないわよ?
スタッフは〜〜さんと〜〜〜さんと〜〜〜さん。
他シスターは変わっていないわ。
優月ちゃんがどうかしたの?」



理玖は通話を切った。



そして階段を掛け降りて、車に乗り込む。


――――土曜だけど、
誰かはいるはず………


優月の就職先のスーパーマーケットに向かった。



信号が青になるのももどかしく、
抜け道を通る。



優月は資格習得後、
スーパーマーケットの事務職に就いている。


小さな商店といった感じのスーパー。


アーケードの商店街にあるため、
客はちらほら居て移転はしていないはず。



理玖は路駐して商店街を走った。
道行く人々が何事かと返る。

段ボール箱を抱えたおじさん店主の顔が見えた。
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