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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
『あの!!
俺っ……ああ、ボク、江名優月の友人なんすけど…………
優月、勤めてますよね?』



おじさんは訝しげに理玖を見ている。

『江名くんは先月辞めたよ』

はー、と溜め息を吐いてそう言う。
『辞めた…………』理玖は掠れ声を出した。

段ボールを下ろしながら『事務は1人だったから頼りにしてたんだけどねぇ。
若いし仕事は速いし。
いきなり退職願出したと思ったら、
次の日から来なくなっちゃった。

困るんだよねぇ、次の人見つかる迄はせめて居て貰わないと……』
と肩を落とす。




理玖は再び走り出した。




共通の仲間に片っ端からTELをしていく。

「優月?知らねーなぁ」

「最近付き合い悪いよねぇ。理玖も遊んでよぉ〜」

「アイツはあれで真面目だろー?
何だっけ、Aマートだっけ?スーパーに勤めてなかった?」


返ってくる返答は似ていた。。


理玖は城田にTELをした。

『優月の居場所どこだよ?お前知ってんだろ、
言えよ』
理玖が怒鳴る。。

TEL越しに冷ややかな声が返ってきた。
「止めておけ。
お前が行ったところで海に沈められて終わるぞ……

本当に危ない。
俺でも関わりたくねぇよ」
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