この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
『ほえーーー………
何料理なわけ、これ』


調理場の隣にスペースがあり、
テーブルと椅子がある。


テーブルにズラリと並んだ御馳走――理玖はそう見えた――に、
思わず涎が垂れた。



『チキンのソテー。
空豆のソースの冷製スパゲッティ。
パンプキンスープ。
チキンのハーブ焼き。
オニオンスライスのトマト和え。

デザートはシナモンロールのバニラアイス添えだ。

何料理かは決まっていないが、
何時もこんなものだ』



もちろん、全て藤代宗一郎の手作りである。


『食べてよかろ……』
言おうとしたが、

既に理玖はビーフにかぶり付いていた。


『うわ、うま!!
最高に美味いな』

ガツガツとあっという間に平らげた。



藤代は器用にナイフとフォークを使いこなし、
音を立てずに食べている。

理玖は閃いた。
『オッサン、水汲まさせて〜』


調理場へいそいそと向かうと、
小型の冷蔵庫を開いて瓶ワイン・缶ビールをヒョイヒョイ上着の内ポケットにくすねた。


ちょうどテーブルから小型冷蔵庫が死角になると気付いたのだ。


指先ほどの小さなブランデーもくすねる。


理玖は何食わぬ顔で水を飲んだ。
(ホントは金目のモンが欲しいんだけどな……
おいおい盗らせて貰うぞ)


/307ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ