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〇〇を教えて。。
第2章 始まりそうな予感みたい☆
金目のものがどの辺りにあるか把握しておけば、
いずれ盗れる。



『眠い?
休んでいくか?』
藤代は理玖の企みに全く気づかない。


『え、いいのか?
じゃあさっそくー』



2人は5階に向かった。



5階は個室がない。


広間にベッド、チェストにクローゼットを設置してある。


雑誌やテレビに出てくる〔リゾートホテル〕
のように優雅な空間。


5階の隅にシャワールーム・トイレがある。



キングサイズのベッドがどっしりと置いてある。

脇に小型冷蔵庫もあった。


理玖は5階に来るとアンテナを張り巡らせた。

(あのチェストに通帳があるな………
鍵が付いてる。
よし、明日ピン持ってこよっと)

何せ窃盗は得意分野(?)なのだ。

ヘアピンが一つあれば、
鍵は開けられる。



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