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第20章 弥生編・プロローグ

弥「え！そうでしたか。
セリで落としたんですか、
それとも、ご注文で？」

私「いえいえ、私の妻はたぶん
弥生さんと同じで」
と言った時、

弥「ご注文でしたか。
私と同じですね」

私「いえいえ、注文とかではなくて
弥生さんと同じような感じで
ここに連れて来られたのです」

弥「え！？どういう事でしょう？」
困惑の表情です。

私「つまり組織に連れて行かれて
１年半で私の下に帰って来たのです」

弥生さんの下の口が反応しました。

弥「へぇ～、そういうパターンも
あるんですね～。では、あなたは
奥様をこの組織に連れて行かれた
旦那様だったのですか？」

私「そうです。その当時はサラリーマンで
そのままだったらこの組織と関わることは
なかったでしょう。その後、私は
事業を起こし成功して今に至っています」