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変心
第1章 提案
「しつけ屋?暴れる犬とかを預かってしつけるってやつか?」
「まぁそうだな。ただ俺の知ってる『しつけ屋』は人間の女性専門なんだ」
「はっ?何を言ってるんだ?」
かなりヤバい話の気がする。
どう考えてもマナー講座等の類いではなさそうだ。
「まさか・・その怪しげな店に真希ちゃんを預けたって言う訳じゃないよな」
「いやいや預けてなんかない。でもお金は払った」
「払った?預けてないのに?」
「そりゃ払うさ。真希は俺のこと無関心な女だったんだぞ。それが今は俺に夢中。これで5万。安い安い」
「信じられないし、『俺に夢中』って自分で言ってて恥ずかしくないのか?」
「うるせー!言われると恥ずかしくなってくるだろうが!そんなことより美佐ちゃんの事だ。亮の悩みを解決する案だと思うぞ」
悩み・・・か。
3つ下の美佐と結婚して2年。
まだ性交渉は数える程しかしていない。
美佐は男性に対して性的に嫌悪感があるらしい。
それが理由なのか愛撫をしてもあまり感じている様子がない。
俺が下手だと言われたらそれまでだが。
ただ、肌に触れることが出来る分他の男性よりは信頼してもらえているようだ。
「グラビアアイドルのようなあの美佐ちゃんの乱れるとこ見たくない?俺は見たいけどなぁ」
「お前に見せるわけないだろ」
「そりゃそっか。とにかく嘘だと思っていいからやってみなよ」
「そんなんに騙されるわけないだろ?ヤバい薬でも使ってるんじゃないのか?それに女性をペット扱いなんかするか!」
「亮ならそう言うと思ってたけどな。俺の幸せを分けてあげたくなっただけだよ。考えが変わったら連絡しろよ」
こんな危ない話をするために俺を呼んだのか?
金を払うだけで任意の人物の好意を変えることが出来る?
馬鹿馬鹿しい。
「ただいまー!えっ?亮さん帰っちゃうのー?」
「そうみたいだな。せっかく真希のストリップショー見せてあげたかったのに」
はっ?
コンビニから帰ってきた真希に非常識な事を言う信也。
「残念。また今度ですね。恥ずかしいけど信也さんが言うなら亮さんに見てもらいたいです」
真希もまた非常識だった。
本当に彼女は変わってしまったのだろうか?
俺は信也の部屋を出た。
衣服の下に隠された真希の肢体や美佐の淫らな姿の妄想を振り払うことも出来ずに。
「まぁそうだな。ただ俺の知ってる『しつけ屋』は人間の女性専門なんだ」
「はっ?何を言ってるんだ?」
かなりヤバい話の気がする。
どう考えてもマナー講座等の類いではなさそうだ。
「まさか・・その怪しげな店に真希ちゃんを預けたって言う訳じゃないよな」
「いやいや預けてなんかない。でもお金は払った」
「払った?預けてないのに?」
「そりゃ払うさ。真希は俺のこと無関心な女だったんだぞ。それが今は俺に夢中。これで5万。安い安い」
「信じられないし、『俺に夢中』って自分で言ってて恥ずかしくないのか?」
「うるせー!言われると恥ずかしくなってくるだろうが!そんなことより美佐ちゃんの事だ。亮の悩みを解決する案だと思うぞ」
悩み・・・か。
3つ下の美佐と結婚して2年。
まだ性交渉は数える程しかしていない。
美佐は男性に対して性的に嫌悪感があるらしい。
それが理由なのか愛撫をしてもあまり感じている様子がない。
俺が下手だと言われたらそれまでだが。
ただ、肌に触れることが出来る分他の男性よりは信頼してもらえているようだ。
「グラビアアイドルのようなあの美佐ちゃんの乱れるとこ見たくない?俺は見たいけどなぁ」
「お前に見せるわけないだろ」
「そりゃそっか。とにかく嘘だと思っていいからやってみなよ」
「そんなんに騙されるわけないだろ?ヤバい薬でも使ってるんじゃないのか?それに女性をペット扱いなんかするか!」
「亮ならそう言うと思ってたけどな。俺の幸せを分けてあげたくなっただけだよ。考えが変わったら連絡しろよ」
こんな危ない話をするために俺を呼んだのか?
金を払うだけで任意の人物の好意を変えることが出来る?
馬鹿馬鹿しい。
「ただいまー!えっ?亮さん帰っちゃうのー?」
「そうみたいだな。せっかく真希のストリップショー見せてあげたかったのに」
はっ?
コンビニから帰ってきた真希に非常識な事を言う信也。
「残念。また今度ですね。恥ずかしいけど信也さんが言うなら亮さんに見てもらいたいです」
真希もまた非常識だった。
本当に彼女は変わってしまったのだろうか?
俺は信也の部屋を出た。
衣服の下に隠された真希の肢体や美佐の淫らな姿の妄想を振り払うことも出来ずに。