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変心
第8章 真希
「・・・説明してもらおうか?」
険しい顔をする俺を見て真希は少ししょんぼりしながら話始めた。
しのぶという少女は黙って部屋の隅に座っている。
時折、俺の顔を見ているような気はするが・・。
「信也がいけないの。もっと金くれなんて言うからー」
「だから?」
「暴力まで振るうんだよ。酷いよねー」
「それは今関係ない。信也はどうした?」
「だからそこにいるってば」
真希は妹にしか見えない少女を指差す。
「あの子が信也なわけないだろ」
「本当なんだってー!!だから男の人に力使うと大変なんだよねー」
「・・・お前の力は何なんだ?」
「言ってなかったっけ?私は人に取り憑くこと出来るんだよ」
取り憑く・・だと?
「お前は人間か?」
「忘れちゃった」
「・・美佐にも取り憑いたのか?」
「うん。依頼主が好きで好きでたまらないドMの演技すると私が中から消えても少しづつそうなっていくの。心と身体に刻まれた記憶だから逆らえないんだよ」
「・・聞かなきゃよかったな。で、信也は?」
「私に乱暴したから止めようとしてつい・・・男の人の中に入ると身体がその人の理想の女性に変わっちゃうの」
「それでこれか・・・」
信也は暴力は振るっていたが真希のことが好きだから真希そっくりになったということか。
それにしては幼く、身体のラインも違うようだが・・。
真希と一番の違いがあるボリュームのある胸部に目がいく。
「・・信也は美佐ちゃんのおっぱい好きだし・・・」
真希は自分の胸との違いにすねていた。
「・・ちょっと待て!!おっぱいはどうでもいい。あの子が信也だとして、お前は信也の中にいる時何かしたか?」
「したって何を?」
「美佐を変えたようなことだ!」
「そのことかー。もちろん変えたよ。亮さんを好きで仕方がないように」
「・・・」
部屋の隅にいる美少女は顔を赤く染めてこちらを見ていた。
険しい顔をする俺を見て真希は少ししょんぼりしながら話始めた。
しのぶという少女は黙って部屋の隅に座っている。
時折、俺の顔を見ているような気はするが・・。
「信也がいけないの。もっと金くれなんて言うからー」
「だから?」
「暴力まで振るうんだよ。酷いよねー」
「それは今関係ない。信也はどうした?」
「だからそこにいるってば」
真希は妹にしか見えない少女を指差す。
「あの子が信也なわけないだろ」
「本当なんだってー!!だから男の人に力使うと大変なんだよねー」
「・・・お前の力は何なんだ?」
「言ってなかったっけ?私は人に取り憑くこと出来るんだよ」
取り憑く・・だと?
「お前は人間か?」
「忘れちゃった」
「・・美佐にも取り憑いたのか?」
「うん。依頼主が好きで好きでたまらないドMの演技すると私が中から消えても少しづつそうなっていくの。心と身体に刻まれた記憶だから逆らえないんだよ」
「・・聞かなきゃよかったな。で、信也は?」
「私に乱暴したから止めようとしてつい・・・男の人の中に入ると身体がその人の理想の女性に変わっちゃうの」
「それでこれか・・・」
信也は暴力は振るっていたが真希のことが好きだから真希そっくりになったということか。
それにしては幼く、身体のラインも違うようだが・・。
真希と一番の違いがあるボリュームのある胸部に目がいく。
「・・信也は美佐ちゃんのおっぱい好きだし・・・」
真希は自分の胸との違いにすねていた。
「・・ちょっと待て!!おっぱいはどうでもいい。あの子が信也だとして、お前は信也の中にいる時何かしたか?」
「したって何を?」
「美佐を変えたようなことだ!」
「そのことかー。もちろん変えたよ。亮さんを好きで仕方がないように」
「・・・」
部屋の隅にいる美少女は顔を赤く染めてこちらを見ていた。