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変心
第2章 開放
「ねぇあなた?今日は大丈夫よ」

夫は私の言葉に目を丸くして驚いていた。

私からそんなことを言うなんてかなり意外なことだったろう。

「本当に?じゃちょっと取ってくる」

「いいの・・今日は大丈夫だから」

押し入れにあるローションを取りに行こうとした夫を引き留め彼の手を握る。

「大丈夫・だから・・・あなたに抱いて欲しいの」

まだ何もされていないのに身体中が熱を持っていた。

全身が汗ばみ彼を受け入れようとしている。

自分の手だけであんなに気持ちよかったのに彼に触られたら・・・。

あなたが欲しい・・・。

私は強引に彼の唇を奪っていた。

欲望のおもむくまま舌を絡ませ身体を預ける。

キスだけで頭がぼーっとして何をしているかわからなくなってくる。

そんな中、痛いくらい硬く膨らんだ乳首が存在を主張してきた。

そうか・・・ここ彼に触って欲しいんだ。

舌を絡ませたまま彼の手を取り、パジャマの上からブラをしていない胸へと導く。

乳房を触られた私の衝撃と硬くなった乳首に気づいた彼の衝撃がキスをもっと激しいものにしていた。

彼も私を欲しがっているんだ・・・。

邪魔なだけだったはずの胸を好きにしてほしい。

身体の中で一番熱を持っているお腹の奥辺りをどうにかしてほしい。

待ちきれない私は彼のパジャマの下をパンツごと脱がし肉の棒を露出させた。

「早くぅ!入れて!あなたが欲しい!!」

彼もまた私のパジャマの下をショーツごと脱がし、愛撫もないまま肉棒を突き入れた。

「んっ・くぅ!!いぃ・・もっとぉ!」

最初の一撃だけで私は初めてセックスでイッてしまっていた。

身体がどこかに消えて行ってしまうような感覚。

彼と触れている所だけが私の存在を確認させてくれた。

私が消えてしまわないように全身で彼を感じたい。

下から彼をぎゅっと抱き締め、口内も膣内も彼に自由にさせる。

求め求められる事がこんなに幸せだったのか・・・。

そのまま朝方まで数え切れない絶頂を経験した私は男性に対する性の嫌悪感が消えていくのをはっきりと感じた。
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