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第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ

サラはあたしをベッドに押し倒してくると、とうとうあたしのミニスカートをめくって、ショーツの上から局部をなぞり始めた。

「やめて！やめて！！やめ…て…よッッ！！！」

あたしはサラの唇から逃れて顔を背けると、必死で叫んだ。



そこに、ドアがバンンンッッと乱暴に開けられて、あたしとサラは同時にドアの方を見ると、銃を握った匠がそこに立っていた。




ドラマやアニメの主人公みたい〜〜〜！




「た、匠ぃ！」

ガラにもなく、涙ぐんで言うと、匠の後ろでアンジェがヒョコッと顔を覗かせた。
匠はブルーのアロハシャツにチノパン姿で、急いで駆け寄ってきてサラの肩を掴んであたしから放すと、乱暴に床に突き放した。