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ディスタンス
第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ
そして、匠はまたあたしの隣に座って、キャメルを灰皿に押し付けて、消した。
「キスして、その流れて、ベッドに倒れこんだ」
「匠が押し倒したの?」
「押し倒されたんだ」
「ほんとに…?」
あたしが尋ねると、匠は頷いて、顔を近づけてきた。
「あいつが勝手に服を脱ぎ始めて、そこで…勃起してたから…男だって思ったら…もう…吐き気がして…気持ち悪くて、あとはもうキスしたことすら気持ち悪くて部屋を飛び出した。それで全部だ」
「ふぅん」
あたしは、納得した。なんとなく分かったから。
すると、今度は匠があたしの腰をグイッと寄せて、
「で?お前は?やっぱりキスされたんだろ?」
と聞いてくると、ぎくっとして頷いた。
「キスして、その流れて、ベッドに倒れこんだ」
「匠が押し倒したの?」
「押し倒されたんだ」
「ほんとに…?」
あたしが尋ねると、匠は頷いて、顔を近づけてきた。
「あいつが勝手に服を脱ぎ始めて、そこで…勃起してたから…男だって思ったら…もう…吐き気がして…気持ち悪くて、あとはもうキスしたことすら気持ち悪くて部屋を飛び出した。それで全部だ」
「ふぅん」
あたしは、納得した。なんとなく分かったから。
すると、今度は匠があたしの腰をグイッと寄せて、
「で?お前は?やっぱりキスされたんだろ?」
と聞いてくると、ぎくっとして頷いた。