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第6章 エッチ禁止令！

乳房をマッサージするように揉んで、その指先が乳首をグリグリとつまむと、あたしはそんな匠の頭を抱えた。


「はあ…っ…ん…」


すでに気持ちよくて、体が溶けてしまいそうだ。匠はひだりの胸に舌を這わせ、そのまま右の乳房に移っていくと、左側と同じように優しく揉んで乳首を唇で挟んで、あたしはさらにドキッとして、声を我慢することが耐えられなかった。

どうして、匠の唇はそんなに優しいの？

どうして、そんなに温かい息をして、あたしの体を攻めていくの…？

「匠…どうしよう…あたし…」

「どうした？」

「もう……それ以上されたら、あたし…どうなるか、わかんないよ…」

呼吸が乱れて、頭のシンもボーッとしている。匠は乳首を優しく舐めまわしたあと、顔を上げてあたしの唇を塞ぐと、激しく舌を絡めてきた。

「うん…んっ…ん……」