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ディスタンス
第3章 スイートルーム
「匠。あたしの運命は、今やっと動き出したのよ。色も形も、ここで変わったわ」

瑠生が微笑んでそう言うと、俺は腕枕をしていた腕で瑠生の肩を抱き寄せて、もう片方の手で、瑠生の頬を包み込むと、瑠生を見つめた。

「瑠生。俺は…お前がいなかったら、生きて、ここにはいなかった…」

「え?」

「昔…カルテロ(麻薬組織)に仇を討った時、殺されかけて、もう本当に死ぬと思った。その時に浮かんだのは、お前だったんだ…」

「匠…」

瑠生は、少し涙ぐんで抱きついてきた。


「お前を迎えに行く、と約束した。あの雨のハーレムで。それまでは、何が何でも生き抜いて、生きて、瑠生を迎えに行きたいって思った…。瑠生がいなかったら、俺はあの時にきっと、死んでたよ」
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