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ディスタンス
第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ
匠はスポンジにボディーソープを染み込ませて、あたしの背中を洗い始めた。
「明日はどこで待ち合わせ?」
「ワイキキのアウトリガーサンセットホテルのロビー。顔は分かるよな?一回会ってるだろ」
「うん」
丁寧に背中を洗ってくれて、今度は向きを変えて向かい合わせになると、デコルテから胸、お腹を洗ってくれて、あたしはそんな匠を見つめていた。
「どうしたの?匠、今日、無駄に優しくない?」
「無駄⁈」
「体洗ってくれるなんて、珍しい。いつもなら、自分で洗え、とか言うのに。後ろめたいことあるとか…」
あたしは目を細くして匠を見ると、匠はムッとしたみたいで、あたしを見て、いきなりシャワーを頭からぶっかけた。
「キャッ!ちょっと!」
「頼むから思い出させるな」
「???」
意味が分からない。
「明日はどこで待ち合わせ?」
「ワイキキのアウトリガーサンセットホテルのロビー。顔は分かるよな?一回会ってるだろ」
「うん」
丁寧に背中を洗ってくれて、今度は向きを変えて向かい合わせになると、デコルテから胸、お腹を洗ってくれて、あたしはそんな匠を見つめていた。
「どうしたの?匠、今日、無駄に優しくない?」
「無駄⁈」
「体洗ってくれるなんて、珍しい。いつもなら、自分で洗え、とか言うのに。後ろめたいことあるとか…」
あたしは目を細くして匠を見ると、匠はムッとしたみたいで、あたしを見て、いきなりシャワーを頭からぶっかけた。
「キャッ!ちょっと!」
「頼むから思い出させるな」
「???」
意味が分からない。