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ディスタンス
第5章 匠の浮気現場を取り押さえろ
「体…洗ってくれて…たんじゃ…なかったの?」

匠のキスに応えながら言うと、匠は少し笑って、

「お仕置きも必要だろう?」

「あたしが何かした?」

「せっかく、お前の体を見て癒されようと思ったのに、お前がへんなこと言うからいやなこと思い出しちゃったんだよ」

「なんのことよ?」

あたしには意味不明。

匠が下になって仰向けになり、あたしは匠の上に乗って2人でバスタブに沈んでいると、匠のその硬くなったモノがあたしの中に入ってきた。

「ああっ…」

「瑠生…。たまんないな…お前の中は」

匠がそう言って腰を揺らしていくと、あたしはバスタブの端を掴んで、膝を立てた。そうして、一緒に腰を動かしていくと、あまりの気持ちよさに、

「ああっ…あたしも…。匠。気持ちいい…」

と言ってのけぞった。
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