この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
adult love 〜大人の恋〜
第10章 青い海で結ばれるのは…
〜マスターの知り合いが経営してるというホテルに到着した5人〜

「やぁ。久しぶりだね雅樹」

向こうから黒いスーツを着て黒縁のメガネをかけた男の人が、にこやかな笑顔でマスターさんに向かって挨拶を交わす。

「ああ、本当に久しぶりだね。」

「君がこの海に来てるって聞いた時はびっくりしたよ」

「ああ……」

「是非泊まっていってくれ。ホテル代はいらないから。そこの君達も寛いでいってくれ」

にっこりと気の優しそうな笑顔で私たちに言ってくれた。

「「「「はい!」」」」

「宿泊代はちゃんと払うよ」

マスターさんが笑顔で、でもどこか険しそうな。そんな顔つきで返した。

「はは、相変わらずだね。」

そんなマスターの返答を苦笑いで受け流す。

「これが君たちの部屋の鍵だよ。遠慮なく寛いでいってくれ」

そう言って笑顔で私たちに鍵を渡す。

麗奈と由美、そして優と咲斗、そしてマスターと三つに部屋を分けて、鍵をそれぞれに配った。

「助かったよ」

マスターがそう言い、各自部屋に向かった。

…………………………………………………………

「うっわー!ホテルなんて修学旅行の時以来だわ〜てか、こんないい部屋じゃなかった!」

部屋についた麗奈と由美はまずその部屋に驚いた。

ごく一般的な部屋なのだろうが、それでも、ホテルになど泊まる経験のない2人にとって、新鮮で衝撃的だった。

「ホントに……凄い……」

麗奈は圧倒されながらも部屋を見回している。

……そんなこんなで夜食を食べ、みんなで集まり話をして、夜になった。

各自部屋に戻り、疲れたのだろうかみんなあっという間に寝てしまった。

そんな静かな夜に麗奈は目を覚ました。

「ん……今何時……?」

時刻は午前1時。

(まだそんな時間なんだ……)

でも目が冴えてきた麗奈はまた寝ようとは思わなかった。

(少しホテルを歩いてみようかな?)

なにせ広いホテルだ。どこに何があるのか興味が湧いたのだろう。

(三十分くらいしたら帰ってこよう)

そう思い麗奈は部屋を出て歩き出した。

その麗奈の後ろ姿をジッと見てる人がいる事にも気付かずに……。
/44ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ