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裏切る体
第1章 望まぬ自慰
「んっ…あぁ…」
陰核こねくり回す指。自室の中、私以外には誰もいない部屋。となれば、当然この行為は自慰行為となる。でも違う。私にしてみれば犯されているも同然。この裏切り者の人差し指は顔も名も知らぬ男の僕として、元の主である私に臨まない羞恥を与えてくる。
「んんっ…来るぜ…ああっ。」
ビクンッ。絶頂の快感が私の体を駆け巡る。
「はぁ…はぁ…すげっ、勝手に声が漏れちまうんだな。」
全裸のまま、ベッドに体を放る。ドサリと横たわる体。絶頂の披露に荒くなる呼吸。友や家族と談笑するための声。その全てが今やこの男に奪われている。
「さてと…そろそろ続き行くか。」
気怠く息吐く体はそれでも、男に従い、再度私の大切なところへと手を伸ばした。
陰核こねくり回す指。自室の中、私以外には誰もいない部屋。となれば、当然この行為は自慰行為となる。でも違う。私にしてみれば犯されているも同然。この裏切り者の人差し指は顔も名も知らぬ男の僕として、元の主である私に臨まない羞恥を与えてくる。
「んんっ…来るぜ…ああっ。」
ビクンッ。絶頂の快感が私の体を駆け巡る。
「はぁ…はぁ…すげっ、勝手に声が漏れちまうんだな。」
全裸のまま、ベッドに体を放る。ドサリと横たわる体。絶頂の披露に荒くなる呼吸。友や家族と談笑するための声。その全てが今やこの男に奪われている。
「さてと…そろそろ続き行くか。」
気怠く息吐く体はそれでも、男に従い、再度私の大切なところへと手を伸ばした。