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電動人形
第40章 主への忠誠
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ツカッ…ツカッ…
足音が近づく。
ボクは持っていた携帯を、近づくその人に渡した。本来の持ち主に…
男は、
「ありがとう。おかげで楽しかったよ。」
と声を発した。
ビクン…
その声を聞いた人形が固まり、見えないのに後ろを振り向いた。
そして、アワアワと唇が動くのに、何も言葉を発しなかった。
その様子でようやく車内の異変に気付いた男が、後ろを振り向いた。
そこには携帯を持った黒づくめの男が立っていた。
ツカッ…ツカッ…
足音が近づく。
ボクは持っていた携帯を、近づくその人に渡した。本来の持ち主に…
男は、
「ありがとう。おかげで楽しかったよ。」
と声を発した。
ビクン…
その声を聞いた人形が固まり、見えないのに後ろを振り向いた。
そして、アワアワと唇が動くのに、何も言葉を発しなかった。
その様子でようやく車内の異変に気付いた男が、後ろを振り向いた。
そこには携帯を持った黒づくめの男が立っていた。