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starlight kiss
第6章 心騒ぐ時
控え室ではあれほどに荒れていたにも関わらず、カメラマンの指示に笑顔で応え完璧にこなしていく。

見つめて…

ただ穏やかにスポットライトの下で光る秋人を見つめながらも、姫紗をあのキスの感覚が縛り付けていた。

時間をおいてはふと襲ってくる…

なんであんなこと…

それに加えてなぜ秋人は私に決定をゆだねたのか…

秋人を見ていても襲ってくるこの感覚…胸をグサリと抜いてくれたらいいのだがチクチクと…疼くかのような痛みを連れてくる。

私は好きでも…秋人にしたらただのマネージャー…それ以上でも以下でもない…そう思っているはず。

「嫌いにならなきゃ…」

そう心に決めていた。
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