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第13章 嵐の如くに…

「ｸｽ…良く撮れてる」

そういい満足げに見ていた。そう、やはりキスの最中に秋人は写メを撮っていたのだ。

それから何度もいろいろな写真を撮りながらも写真集用の写真は撮り終えた。予備日と言っていた中も良い写真が撮れるかも知れないとカメラマンは構えていた。
次の日、ハワイの地に別れを告げて日本に戻った。空港についてすぐに驚くべき事が待ち受けていた。

「秋君！」
「は…？」
「え？」
「誰？」

そうして待ってたと言わんばかりの女の子が来ていた。

「星夏…？」
「秋君！お帰り」
「秋人？…何で？」
「俺も…てか星夏なんで居るの？」
「ﾍﾍ…１人旅！」