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starlight kiss
第14章 幸せの伽輪
それからハワイ撮影やらいろいろな仕事をこなす秋人。温泉旅行のチケットは渡せたもののいつしか肌を重ねることはなくなっていた。

控え室に一旦入れば少し寂しげな様子で見つめてくる姫紗がいる。しかしわがままとまではいかなくとも触れてしまっては我慢が出来なくなる…それは気付いていた。

「…ごめんな?姫」
「謝らないで良いですよ…いっぱい仕事はいっていますし。」
「…悪い、もしもし?…はい…はい。…クスクス解りました。はい…」

何やら楽しそうにも話している秋人。少し寂しそうにしながらも最近よくかかってきてはその【とある電話】の時は姫紗との距離を取るのだった。
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