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第15章 温泉地のパパラッチ

そうして目的地に降り立った２人はとりあえず昼食をとろうと考えた。

「姫何が良い？」
「何が良いかな…肩凝らないところがいい」
「じゃぁイタ飯」
「やだ」
「おフランス？」
「もっとやだ！」
「じゃぁ…」

そういうと地図を見ながら探していく。すると姫紗は見つけた。

「カレー屋さんは？」
「姫は良い？」
「うん！」
「じゃぁ決まりな。」

そうして歩いて向かう。行く途中で看板を見つけた。

「ねぇ秋人。こっから本気のダッシュで30秒だって！」
「いや、本気のダッシュは嫌だ。」
「ﾌﾌ…歩いたらどのくらいかな」
「ゆっくり歩いていけば良いしな。」