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第15章 温泉地のパパラッチ

「それと…」
「何？」
「これ誕生日のプレゼントだから。」
「でも私十分だよ…これがいい」
「ダメだよ。きちんと渡さないと…」
「私これがいい…」
「ダメだって…」
「もぅ…」

しかしそんな中、秋人は姫紗の手から箱を取ると指輪を出しそっと手を取りすっと填めた。

「嘘…ぴったり」
「当然。」
「なんで？」
「俺モデルだよ？」
「…やっぱり解るのかな…」
「少なくとも俺らは何となく解るよ？」
「そっか…」
「寂しそうにしなくても…」
「私だけじゃなくて他の女性のも解るんだよね。」
「解るだろうけど…だけど興味ないからさ。」
「秋人…/////」