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starlight kiss
第15章 温泉地のパパラッチ
「ありがと…////」

そう話しながらもまったりとした時間を過ごした2人。朝食の時間までにもう1度露天風呂に入り、ずっと2人は傍から離れなかった。気付けば手を伸ばすといつでも触れることが出来る距離にいた。

そのままチェックアウトの時間も迫り帰り支度をして宿を後にしようとしていた。
ふと姫紗は気付いた。

「時間差で出た方が良くない?」
「何で?」
「だって…ッ」

そういう姫紗の頭をぽんと撫でた秋人は顔をのぞき込んで小さく笑った。

「マネージャーとモデルが撮影場所の下見に来た。何か問題でも?」
「…もぅ…」

そうして旅館近くは距離を取っていた。
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