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starlight kiss
第23章 右手に愛を、左手に光を。
「そっか…ふぅん」

そっと体を起こした秋人は鞄に手を伸ばしたばこを取った。

「秋人…」
「んー?フーー……」
「秋人ってば…」
「…何?」

そう言いながらコトリとライターを置きながらも背中を向けたままの秋人にそっと巻き付いた姫紗。

「こっち…向いて?」
「…どうした?」

そうしてテーブルの灰皿にたばこを置くと腕を回した秋人。

「どうしたよ、ん?」
「触れてたい…」
「クスクス…触ったらまたシたくなるよ?」
「ならない…もん///」
「そう?」

そういうと顎を持ち上げて唇を重ねた。…と、その途端だ。

「ぅぇ…」
「どうした?」
「…苦…///」
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