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starlight kiss
第23章 右手に愛を、左手に光を。
「おはよ…」
「ン…おはよ…」
「寝不足?」
「いや?案外寝れた」
「そう?なら良かった…ッ////」
「クスクス…クク…」
「そんなに笑わなくてもいいじゃん」

そう、気付いた途端に聞こえてきたのは姫紗のお腹の音だった。どうにも堪えきれなくなった秋人はベッドに横になったまま枕に突っ伏して笑い出してしまっていた。

「私シャワー浴びてくるもん…笑ってたら良いもん!」
「ごめんって…姫紗、待って?」
「やだ」
「姫ぃ紗!」

後ろからそっと抱きしめた秋人の腕の中に抱きすくめられた姫紗は少し照れながらも俯いて腕に触れた。

「クスクス…」
「何?」
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