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starlight kiss
第23章 右手に愛を、左手に光を。
「姫紗…」
「ようやくちょっと慣れてきたかなって思うけどそれでも秋人の存在が今の私には大切で…ありがとうね」
「姫紗…?」
「ん?なぁに?」
「泣き虫…甘えた…それでいて甘え方がヘタクソ…時々毒吐いて…無理ばっかりして…そのくせ大丈夫が口癖…」
「秋人?」
「泣いて無理して周りのことばかり気にして自分のことは後回しにしていっぱいいっぱいになって」
「秋人?!」
「だけど2人の時に秋人って呼ぶ声と見上げる顔がめちゃくちゃかわいくて…」
「あの…」
「どちらかと言えば泣き虫な子俺苦手だった。だけど姫紗は…」

腕を引っ張り抱き寄せた秋人。

「ちょっ…秋人?」
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