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第23章 右手に愛を、左手に光を。

「だろ？」
「ごめんね？」
「いいよ」

クスクスと笑いながらもどうにか全員揃うと写真を撮ろうかとしていた。

「でもさ！俺思ってたの！」
「は？何が？」
「せっかく甘ったるいキス見れると思ったのにってさっきからうるせぇんだよね。」
「見せると思った？」
「思った！」
「ばぁか…」
「でもないのは寂しいなぁ」
「ほら、姫紗ちゃんも寂しいって！」
「たく…仕方ねぇな」

そういうとふわりとドレス姿の姫紗を抱き上げた秋人。立った状態の秋人の上から見上げることができたのは初めてに近い体験だった。

「秋人！？/////」
「ほら、」
「…ｯ////ばか」