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第23章 右手に愛を、左手に光を。

小さく笑いながらも両手で秋人の頬を包み見上げる秋人の唇にキスをした姫紗。１度離れるももう１度重なり合う唇にフラワーシャワーが２人を祝福した。

首に巻き付いて嬉しそうな姫紗とそれを抱きしめていた秋人、ゆっくりと降ろすと集合写真撮影に向かった。



２人の新たな記念日は

とても小さく…

とても温かく…

互いが互いの未来を見つめながらも同じ方向を見つめていた。

ぎゅっと…

そっと…

勇気が消えそうな時もあった…

離れようと考えた時もあった…

それでも今…

２人は手を取りながら数メートル離れたカメラに仲間と共に笑っていた。

これからの未来を夢見ながら…

～……fin？～