この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドラスティックな恋をして
第4章 会いに・・行こう


席に着くとすぐ、あの3段重ねのアフタヌーンティーセット2つと注文した。

「念願叶ってよかったですね。結構食べごたえありますよ、この3段は」

「あれ?食べたことあるの?なんだ、言ってくれれば別のところにしたのに」

男はおしぼりで手を拭く動きを止めた。

「いえ、そんなこと気にしなくていいですよ。美味しかったもの。
 でも晩御飯は食べられなかったわね・・あ、あなたお家に帰ったら夕飯食べられます?
 奥様食事の支度なさってるんでしょ?」

言った後、依子はハッと口を押え、笑った。
まだ名前も聞いていないのに、妻が支度をしているであろう夕飯の心配までして、
自分のお人よしさに思わず自分を笑った。

その依子の姿を見て、今度は男が笑った。

「ご心配どうも。でも大丈夫、夕飯の支度して待っている女房はいないから」

答える男の目じりは優しく下がっていたが、悪い事を聞いてしまったようだと
依子は表情を変え、目を伏せて頭を下げた。

/127ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ