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俺は貴方を愛してはいけない
第2章 アリッサ、下流貴族
彼は私のことを抱きしめたまま、天蓋付きのベットへ倒れこんだ。
ぼふっ、とベッドが跳ねて私たちを受け止める。
「服、脱がせるけどいいか?」
「…もう脱がせてるじゃないの。言うのが遅いわ、えっと…」
もう俺の名前忘れたの?俺の名前はリアでしょう?貴方が俺に名前を付けてくれた。
彼が私を責めるようにそう言った。
…違うの、やっぱり、呼べないわ、だって私にはこの人の名を呼ぶ資格なんてあるわけがないもの。
「でも俺はリア、だ。アリッサ…君、傷があるね?」
つぅ、と彼は私の古傷をなぞった。
えぇ、そうなの。
私の先生が、貴方はできない子ねって、ひどく私をぶつの。
お姉ちゃんはできなくても怒らないのに。
「そっか…辛かったな」
服を脱がせようとしていた手を止め、彼は私の頭をよしよしって言いながら撫でた。
頭を撫でられたのって何年振りだろう。
嬉しい。
彼は、私を私だと認めたうえで、私を批判もせず、そのまま受け止めてくれる。
名前はないらしいし、会ってからそんなに経ってもいないけど。
どうやらいい人らしいことだけはわかった気がした-。
ぼふっ、とベッドが跳ねて私たちを受け止める。
「服、脱がせるけどいいか?」
「…もう脱がせてるじゃないの。言うのが遅いわ、えっと…」
もう俺の名前忘れたの?俺の名前はリアでしょう?貴方が俺に名前を付けてくれた。
彼が私を責めるようにそう言った。
…違うの、やっぱり、呼べないわ、だって私にはこの人の名を呼ぶ資格なんてあるわけがないもの。
「でも俺はリア、だ。アリッサ…君、傷があるね?」
つぅ、と彼は私の古傷をなぞった。
えぇ、そうなの。
私の先生が、貴方はできない子ねって、ひどく私をぶつの。
お姉ちゃんはできなくても怒らないのに。
「そっか…辛かったな」
服を脱がせようとしていた手を止め、彼は私の頭をよしよしって言いながら撫でた。
頭を撫でられたのって何年振りだろう。
嬉しい。
彼は、私を私だと認めたうえで、私を批判もせず、そのまま受け止めてくれる。
名前はないらしいし、会ってからそんなに経ってもいないけど。
どうやらいい人らしいことだけはわかった気がした-。

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