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俺は貴方を愛してはいけない
第7章 無題、とある男娼
俺は男娼だ。
俺はセックスしか知らない。
これ以外何もできない。
彼女は抵抗の1つもせず、俺の唇を受け止めていた。
唇と唇とを触れ合わせ、歯がかち合うのも構わず舌をからめとる。
からめとって、じゅうじゅうとわざと音を立ててすう。
舌を動かすたび、俺の体が歪んで軋んで音を立てる。
自分の心のようだった。
唇を離すと、彼女は息を荒くして俺の目を見つめる。
俺も彼女の目を見つめる。
どこか、遠くを見ているような、そんな目をしているような気がした。
「…何も考えられなくしてやる」
シンという名前の旦那の事も、君の中に確かに存在している気持ちも、自分の身分も、何もかも。
忘れさせてやる。考えられなくしてやる。思い出せないようにしてやる。
俺はこれしか知らない。これ以外何もできないんだ。
セックスしか知らないんだ。
「何も考えられなく、してやる」
俺ができる唯一の事。
もう一度彼女の唇にかぶりついた。
俺はセックスしか知らない。
これ以外何もできない。
彼女は抵抗の1つもせず、俺の唇を受け止めていた。
唇と唇とを触れ合わせ、歯がかち合うのも構わず舌をからめとる。
からめとって、じゅうじゅうとわざと音を立ててすう。
舌を動かすたび、俺の体が歪んで軋んで音を立てる。
自分の心のようだった。
唇を離すと、彼女は息を荒くして俺の目を見つめる。
俺も彼女の目を見つめる。
どこか、遠くを見ているような、そんな目をしているような気がした。
「…何も考えられなくしてやる」
シンという名前の旦那の事も、君の中に確かに存在している気持ちも、自分の身分も、何もかも。
忘れさせてやる。考えられなくしてやる。思い出せないようにしてやる。
俺はこれしか知らない。これ以外何もできないんだ。
セックスしか知らないんだ。
「何も考えられなく、してやる」
俺ができる唯一の事。
もう一度彼女の唇にかぶりついた。

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