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俺は貴方を愛してはいけない
第3章 エドモンド、男爵
金がかからないなら、ちょうどいい。
気晴らしにはなる。
「場所は?」
もうすでに取ってありますの、ついてきてくださいませ、と彼女は俺の手をそ、と握る。
その手はとても滑らかだった。
青色の、空のように青い目が俺を見つめる。
…綺麗だ。単純にそう思う。
「行きましょう、ふふ」
ちゅ、とリップ音が耳ではじける。
…こいつは本当に娼婦か?
しかも金はとらないと言う。
「お前はいったい何者だ」
私はただの娼婦ですよ?と、彼女は言った。