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俺は貴方を愛してはいけない
第7章 無題、とある男娼
魔女が出ていったドアを見て、俺はひっそりとため息をつく。
確かに俺はセックスに意味を込めてセックスをしている。

忘却と快楽と言う魔法にかかりたくて抱かれ屋なんかをやっているのだ。
気持ちよくて訳が分からなくなればなるほど忘却の効果は強くなる。
忘れたいのだ。

俺は確かに意味を込めている。
…それは願いかもしれないが。

こんこん、とドアがノックされる。
誰だろうか、と身構える間もなく。

「オリヴィア…?!」

そんなにびっくりする事ないじゃない、と
不服そうにつぶやきながら入ってきたのは―オリヴィアだった。
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