この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺は貴方を愛してはいけない
第7章 無題、とある男娼
俺はふう、とため息をついた。
誰だよ、彼女をここに呼び寄せたのは。
「あの魔女さんよ、あなたの面倒をみてくれって」
…"あの魔女"め、余計なことを。
ほらお水、枕元に置いておくわね、とオリヴィアは言った。
ことり、と
机の上に透明な器がおかれる。
水面に波が立っていてとても綺麗だ。
沈黙が流れる。互いに何も言う事は無い。
俺は目を閉じた。
眠ろうと思ったのだ。
「貴方はどうして男娼をしているの?こんなに怪我もたくさんして」
俺はその問いに対する答えを返さなかった。
返せなかった、の方が正しいのかもしれない。
瞼の裏は黒い。ただただ闇が広がっている。
俺はその闇を見つめた。じっくりじっくりと。
「寝ちゃったのかしら、サルヴァ」
落胆したような声。
俺は規則正しい呼吸を心掛ける。
空気を吸って、吐いて、吸って、また吐いて。
誰だよ、彼女をここに呼び寄せたのは。
「あの魔女さんよ、あなたの面倒をみてくれって」
…"あの魔女"め、余計なことを。
ほらお水、枕元に置いておくわね、とオリヴィアは言った。
ことり、と
机の上に透明な器がおかれる。
水面に波が立っていてとても綺麗だ。
沈黙が流れる。互いに何も言う事は無い。
俺は目を閉じた。
眠ろうと思ったのだ。
「貴方はどうして男娼をしているの?こんなに怪我もたくさんして」
俺はその問いに対する答えを返さなかった。
返せなかった、の方が正しいのかもしれない。
瞼の裏は黒い。ただただ闇が広がっている。
俺はその闇を見つめた。じっくりじっくりと。
「寝ちゃったのかしら、サルヴァ」
落胆したような声。
俺は規則正しい呼吸を心掛ける。
空気を吸って、吐いて、吸って、また吐いて。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


