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最初拒んでいたが段々逆らえなくなり最後は許してしまうシリーズ
第6章 『私立中学に通う子供の母』編
「お母さまは、まだですか? 私は準備が整いました……いきますよ……」
腰に回していた手が、いつしか男の胸板を強く掴んでいた。
女の細い指が男の皮膚に食い込む。
「ああっ、いきます! お母さま、いきます! ご一緒に! ああ、いくっ! いくぅっ!」
「ああっ! だめですっ! ああっ! お願いっ! お願いっ! ああぁーっ!」
男の激しい動きに合わせて、女の首が左右に振られる。
男は女の尻をがっしりと掴み、最後に一度深く腰を入れ込むと、その激しい動きを止めた。
その瞬間、女は首をもたげ、口からは声にならない息が吐き出された。
女の目の焦点が定まらず、身体ががくがくと震える。
やがて、その動きが止まると、女の張りつめていた身体から力が抜けるように、男の胸を掴んでいた手がゆっくりと滑り落ちた。
男が女から抜け出た。
「はぁ……はぁ……お母さま……これで私の特別授業は修了です……」
男は女のまだ激しく起伏する胸を、名残惜しそうに撫で回す。
そのときドアが開いた音がした。
「そして、次は……外国語の特別授業になります……」
女の濡れた瞳に映ったのは、ドアの前に立つ、屈強な体の若い黒人の男だった。

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