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三人の王子の物語
第3章 シャルルの書

吸いながら舐め上げるその巧みな舌使いにようやく彼のモノが欲を帯びてくる
そのことに気を良くしたのか、彼女の責めが激しくなった
ズチュッ
チュルッ
クチュ…
「……ッ」
微かに聞こえたシャルルの甘い吐息に女は目を上げる
そこには未だ冷たく情事を眺めつつ、僅かにその目を細め快感に耐えるような男の姿があった
「ふふっ……もう欲しいですか?」
先ほどまでの不安は何処へやら、焦らすように指先で先端を撫でながら妖しい笑みを浮かべる
「……」
男は何も答えない
しかし女は一旦身体を起こし、腰をくねらせなから彼の上に跨った
“もう欲しい”のは女の方だったのだ
ズププ…
「ハァッ…」
味わうようにゆっくりとソレをナカに沈めてゆく
奥まで入った瞬間、男の象徴が圧迫するように大きくなった
いや、女のナカが締まったのか。
「アンッ」
いよいよ我慢出来なくなった女は欲望に任せ腰を振り出す
ヌプッ
グチュ!
「アッアッ……いいっ!」
シャルルは全く動かないままに卑猥な音が部屋に響く
「奥…ンッ……当たっ…て……アアッ!」

