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三人の王子の物語
第4章 ルートヴィヒの書



「隠すな」

「アッ…」



ルーイは彼女の手を掴む

同時に花園の外側を彼のモノが擦り上げ、マリアは甘い声を上げた



「あ……ンンッ」



それに気付いたルーイは焦らすように腰を前後に振る

その快感に耐えようとマリアは自分の指を彼の指に強く絡ませた



「……ッ」



その仕草に愛しさを感じ、彼のモノがぴくりと動いた



「アッ…」



それに更に反応したマリアが彼の手を握り締めた瞬間、



ズズッ



二人は繋がった



「アッ…ハァ……ルーイ様……」

「マリア……辛くないか?」



マリアは大丈夫というように微笑み、



「幸せ…です……」



と小さく呟いた



「まだだ。もっと幸せにしてやるからな」



ルーイはそう返すと、ゆっくりと腰を動かし始めた



「ン…ア……」



小さい波が、寄せては返す

それに身を委ねるうち、快感の波は徐々に大きくなっていった



「アッアッ……ルーイ…ッ!」

「マリア…マリア……!」



相手の名を呼びながら更に求め合う

ルーイは激しく腰を揺らし、マリアのナカもそれに応えるように−−−いや、それを留めようとするかのように強く彼のモノを締め付けた



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