この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私はオタサーの姫
第3章 突撃
いおりの家に来るのは何回目だろう?
4回かな。
知り合ってから今年で5年目になる私達は、所謂両片思いのままきている。
いおりが私に好意を寄せているのが分かったのは結構最近のことで、まだみずきと付き合う前だ。二人きりになったとき、「もう、この性格どうにかしたいよ」と突然アンニュイないおりを見せられたので便乗して「私もね、はっきりさせたいよ」と曖昧に返事をした。
すると、「こんな状況になってるのに、勇気がないのか何なのか、素直になれない。思いを伝えられないのならこのままでいいかって考えるんだけど、気持ちを諦めきれない自分もいる」
なんてほぼ直球な告白にもとれる意味深なことを言ってきた。
「それはお互いに?」
「お互いにね」

こうして両片思いという事実をお互いに知ったわけです。。

そんな純真な彼は、さっきからずっと黙っている。
股間の膨らみに気付いたのか、胡座から体育座りに座りなおしていた。

「円周率でも数えてるの?」
「え?」
「必死な顔してたから、難しいことでも考えてるのかなって」
顔を覗き込むようにしながら30cmの距離を一気に縮める。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ