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第7章 　外科医の正義　ー 天才女医 ー

執刀医の確約を得て、院長室を出た柴門は、検査棟への渡り廊下を進む。

廊下を颯爽と歩く柴門
♪カツッ..カツッ..カツッ
ハイヒールの足音が、廊下に響き渡る
すれ違う看護師が会釈をすると、柴門も笑顔で返す
看護師は驚き、振り返り、柴門の後姿を目で追った
”うそっ！？初めて見た...”
看護師は、柴門の笑顔を見たのが初めてだった
柴門の後姿を見つめ、モデルのような美しいウォーキングに、見惚れる看護師
”やっぱ素敵ね”
医師や看護師達から、嫌われている柴門
しかし、その看護師は、腕があって権力に屈しない、柴門に憧れていた。
...
看護師の名は
野瀬 紗理奈（のぜ さりな）
31歳、独身
身　長：165cm
３ｻｲｽﾞ：B80･W57･H88 Ｄカップ
○○大学医学部看護学科を卒業後、地元の民間病院に勤める
その病院長の息子から交際を迫られ、断るとストーカー被害に遭い、警察に相談
被害者でありながら、病院側の圧力に負けて、やむなく退職して地元を離れる
5年前から、この大学病院に勤務している
玉の輿狙いで先生達とHしまくって、他の看護師達から嫌われる
後輩達からは陰で、ビッチ先輩と呼ばれている。

ビッチ先輩は、看護師長に頼まれ、院長室に向かっていた
”なぜ、柴門先生が院長室から？”
”もしや、蛯原先生が執刀医の噂を聞いて、乗り込んだとか？”
ビッチ先輩の推理は見事だった。