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第5章 　至極の恥辱感　ー 肛門検査 ー

激しい便意に堪えながら、診察台から下りる春香
春香は秋奈の肩を借りて、診察室内にある検査用トイレに向かう。

学生達の視線を一身に受けながら、ゆっくりと歩みを進める春香
羞恥心を感じながらも、今はそれ所ではない
少しでも気を抜けば、漏らしてしまいそうなのだ。
...
検査用トイレの前に立つ、春香と秋奈
大きな引戸の扉に、紙が貼られている
❝故障のため使用禁止❞
「えっ！」
固まる春香...

そこに、智士が戻ってきた
「大丈夫です。中に入って下さい」
智士の指示で、秋奈が扉を開けて、二人は中に進む
洋式便器の蓋にも❝使用禁止❞の貼り紙が...
智士が引戸を押さえながら話す
「業者さんが休みで、修理出来てないから、これを使って下さい」
智士が秋奈に手渡したのは、おまるだった。
目を丸くする春香
”うそっ！それにするの？しかも、アヒルさん...”
おまるを受け取った秋奈が、春香の前にアヒル型のおまるを置く
「じゃー春香さん、終わったら呼んで下さい」
「...」
春香を残し、秋奈がトイレを出る
そして、大きな引戸が、ゆっくりと閉まっていく。