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第5章 　至極の恥辱感　ー 肛門検査 ー

春香の激しい排泄音は、診察室の医師と看護師、そして医学生達に丸聞こえだった。

福嶋教授を気にして、下を向き、笑いをこらえる学生達
失笑する福嶋智士が口を開く
「はははっ、こりゃまた凄い音でしたねー」
智士の一言により、赤城秀和がふき出す
「ぷっ！ぷはははっー」
それに釣られて、全員が笑い出す
一人の女子学生は、涙を浮かべて笑い
険しい表情の福嶋教授すら、笑顔がこぼれていた。
...
壁の向こうから聞こえる笑い声で、トイレの中の春香が我に返る
”やだっ！みんなに笑われてる”
顔を紅潮させ、下を向く春香
アヒル型の子供用おまるには、白い液体と黄白色の便が見える
そして、鼻をつく臭気が立ち込める
”あれっ！このウンコはどうするの？”
春香に不安がよぎる
”そうだ、紙がないじゃないっ！”
肛門を拭く為、トイレットペーパーのある壁に、ウンコ座りのまま進む春香
病衣が汚れないよう裾をまくり上げ、下半身丸出しで進み、トイレットペーパーを掴む
その時だった！扉の方から秋奈の声が聞こえた
「春香さん、もう大丈夫ですか？」
「えっ！あっはい...でも、ちょっとまっ」
春香の返事を聞き終わる前に、引戸は開けられた
「ちょっ！待って」
下半身丸出しで、扉に尻を向けた春香は、顔だけ後ろを向ける
秋奈と智士の姿が見えた
「いやんっ！」
片手で尻を隠す春香
「あっごめんなさい」
謝りながらも、秋奈はトイレ内に入ってきた
そして、ゆっくりと引戸は閉まっていく
引戸が閉まる寸前まで、智士は春香の尻を見詰めていた。