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第7章 　外科医の正義　ー 天才女医 ー

～大学病院検査棟･婦人科診察室前の廊下～
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　時刻は14時:58分
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トイレから出た春香は、ベンチで待つ恵巳の隣に座る。

まだ、婦人科の講師は、到着していないようだ
春香が恵巳に聞く
「ねえ恵巳ちゃん、遅刻してる先生って、どんな人なの？」
「どんな人って...変わってると言うか、もの凄い人ですよ」
「もの凄い人？」
「まあ、院内一の美女と言ってもいいですね」
「えっ！女の人なんだ」
春香は女性医師と聞き、少しだけ安堵する
「ミニスカートにハイヒールで歩く姿は、まるでモデル」
「なんか、凄いわね」
「ホントに凄いのは、外科医としての腕と知識」
「そんなに凄いんだ？」
「医学界では、美しすぎる天才外科医と呼ばれてるのよ」
「そこまで言われるって、ホントに凄い人なのね」
恵巳の話を、感心しながら聞く春香。

天才外科医の名は
柴門 美千代（さいもん みちよ）
40歳、独身
身　長：168cm
３ｻｲｽﾞ：B84･W58･H85 Ｄカップ
医科大学を卒業後、大学医学部医局に入局
その後1年半ほどで退局して渡米
4年前に帰国し、救命救急センターの救急科専門医として勤務
3年前にフリーランスの外科医となる
大学病院を渡り歩き、難しいオペを次々に成功させていく
美人天才外科医の、噂を聞きつけた、病院長の西田が医師紹介所を訪ねる
紹介所の所長から、破格の条件を付けられるが、二つ返事で1年契約を結び
そして今年の4月に、この大学病院にやって来た。