この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
紅い首輪
第4章 4


待ち合わせは18時、

駅前の噴水の前になっていた、

早めについた有希は、トイレでグロスを

塗り直し鏡の自分を確認していた。


(メイク良し、髪も良し…)


過去にないくらい緊張しながら

噴水へ向かう、時間はまだ約束の10分前。

お互い顔は知らない、噴水の周りには

金曜日の夜ということでいくつかのグループが

できあがっていた。


空いている場所で携帯電話を取り出し、

LINEを開く、黒と事前にIDを交換してあるのだ。



『噴水前に着いています。白い服でかごバッグを

持っています。』



送信すると同時に既読になり、

すぐにLINEの着信が鳴った。


「…もしもし?」


「こんばんは、ゆきちゃん?

僕らも今から噴水まで行くよ。」


落ち着いた穏やかそうな声は、

チャットでの黒のイメージに良く合った。

電話を耳に当てたままキョロキョロと

辺りを見渡せば、同じような男性がいた。

後ろから男女も一緒だった。


(あっ!紅さんだっ!)




/36ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ