この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
紅い首輪
第6章 6


「何が好きだ?若い女の子は
パスタとかが良かったか?」

お品書きを見せながら、紅は
少し心配そうな顔でゆきを覗き込んだ。


「和食好きです、一人だと煮物とか
あんまり作らないから…。」

「なら休み良かった。一人暮らしなのか?」

「はい、あのコンビニから歩いて
15分くらいの所で一人暮らししています。」


ゆきは正面に座った紅の顔が直視できず、
お品書きからチラチラと目線を上げながら
答えていた。



「こうへいくん、若い彼女だねぇ。
注文は決まったかい?」



恰幅の良い女将さんが注文を聞きにやってきた。


「まだ彼女じゃないよ、ゆきちゃんって言うんだ。俺はいつものもつ煮込み定食。ゆきは?」


「あっ、私は焼き鯖定食をお願いします…。」


慌ててゆきは女将さんに頭を下げてから
注文を頼んだが紅の言葉が気になって仕方ない。


(まだって…ただの冗談だよね…)


「はいよ。ゆきちゃん、こうへいくんが連れてきた女の子だからね、サービスするからしっかり食べてってね。」



/36ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ