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第7章 シーン7

　いよいよ目の本格的な作業に入る。

　優れもののファイバーテープを二本ねじるようにして新しく二重の幅にする場所に押し付ける。

　本当はアイシャドウ―の前にするのだけれど、際の所のぼかしを綺麗にするために後にファイバーテープを使う。

　粘着性を増すために二本使わないと上手くいかない。

　これでハーフのような二重の目になる。

　次にアイラインに沿ってつけまつげをつける。

　かなりボリョームのあるタイプでこれで目がさらに大きく見える。

　目の下側は本当の目の輪郭から目じりに向かって２，３ミリ外に黒のシャドーを置き、その輪郭に沿ってしたまつげをつける。

　丁寧にしたまつげのつけまつげと目の間を黒のライナーでつぶしてゆく。

　マスカラの繊維の多いボリュームタイプで上下のつけまつげを伸ばしてゆく。

　もうこれで目の大きさが倍くらいに見える。

　シャドーを薄い色から濃い色に塗り重ね自然に見えるようにして目元は完成。

　目頭と目じりにアイラインで書き足してから、鼻筋にそってホワイトを入れ、チークを丹念には刷毛ではたいて出来上がり。